しみ抜きと黄変の復元加工
ひさしぶりのブログになってしまいました。。。
あっという間に11月も後半ですね!
一年のかけ足に驚くばかりですが、毎日「できることを、こつこつと」を続けています。
こんな時だからこそ、皆様に喜んでいただける技術を向上させることを改めて。
「自分だったら」や、「お客様の目線だったら」を今一度イメージしながら、
職人としてできることを安心・信頼してもらえるサービスにかえられるように♬
年々暑さや湿気の具合が変動し、汗のかき方や衣類の汚れ方の変化に気づいている方も多いはず。
衿や脇の黄変、そしてあっという間にカビしみが!!
残念ながら、皮脂は時間の経過とともに酸化してしまい、黄色くシミ化していきます。
こうなると、通常のご家庭のお洗濯では対処できなくなります。
しみ抜きには
「絶対取れる」
という、基準はありません。
同じように見えるシミにも、何が原因か、何か手を加えているか、どれくらい経過しているか、、、
イメージと、成分、その衣類の素材から判断し、手をかけていくため、
決まった「絶対成功」はあり得ないんです。
だからこそ、私たちは経験や知識をもとに、しみ抜きに取り組みます。
漂白の後に、色掛けを行うこともます。
絶対成功じゃないけれど、どこまで希望の仕上がりに近づいていけるか。
そのために、日々勉強です♬
アナログな作業ですが、アップデートは日々必須なんです。
今回の写真は、多くいただくワイシャツの衿の黄変しみです。
白いから、漂白すればとれると思うでしょ?!
実は、漂白だけではなかなか黄ばみは取り切れないのです。
時には、色の補正も行うんですよ~。
もちろん必要性に応じて、しみ抜きの具合も相談できますので、
ご相談してくださいね。
事例のブログも増やしていきたいです☺
お読みいただきありがとうございました♬